与那国産はしょっぱい~黒糖ソムリエ小ネタ1
黒糖ソムリエへの道…小ネタその1「
与那国産の黒糖はしょっぱいぞ」
◆2009年発売中の与那国産の黒糖に塩味があるのは、2008年の台風の影響である。
若造試食レポート②によりますと
◆与那国島産黒糖
・
塩味があります
・後味ではなく、スタートから感じます
・他島ではフィニッシュ(後味・余韻)で塩見を感じることもある
・最後はゆっくり砕けてすべて溶ける
そうです。他島に比べて塩味が強いんです。
この話を、
沖縄黒糖組合専務理事のCさんに伺うと
「わかりましたか?
去年、与那国だけだが2回大きな台風にあってるんです。
台風の強い雨は、海水も一緒に運んでくるのでサトウキビ自体に塩分が多く含まれるんです。」
※気がつけていたことが、正直すげ~~嬉しかった(ぺこり)。
塩味を認識するポイント。
他の6島産の黒糖に後に食べるとわかりやすいです。
逆に、単独で(最初に)食べると「当たり前感・思い込み感」みたいなものが働いて、この塩味に気がつかないことがあります。
実は若造も
一人目隠し利き黒糖で、たまたま最初に口に入れたことがあります。
その時は塩味には気がつかず、溶け方から西表島産と間違えました。
2009年発売中の与那国産の黒糖に塩味があるのは、2008年の台風の影響である。
※ここから派生することは
・沖縄黒糖は、毎年味がかわる。
・ワインのように「当たり年の何年産ですから」とか言えなきゃダメかな…?
・黒糖を語るにはサトウキビの知識が必要。
・同様に台風や気象状況の知識も必要。
目指せ!黒糖ソムリエ!
小ネタ集は、入手した知識・うんちく部分を中心に
・黒糖の表現に厚みを出す
・それぞれの美味しさや違いを上手に伝える
・その美味しさや違いをより実感させる
などを目的につづっていきたいと思います。
黒糖ソムリエへの道…小ネタ集インデックス
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