和家若造のカピローグ

偏集旅記（若造の旅はかなり偏ってます…）

今から20年以上前の“若造の放浪歴”
●忘れられない言葉編「リフカのMake a サンドイッチ」

◇背景
1985年3月、イスラエルのキブツでボランティアをしていたころのお話です。


◆キブツヤクムでは毎月ボランティアを国内旅行に連れて行ってくれました。一泊だったり、日帰りだったり楽しい時間を過ごすことができました。日本から30時間かけてイスラエルに到着した次の日の最初のボランティア旅行でのことです。

◆何がなんだかわからない状況でしたが、30名ほどのメンバーがバスに乗って死海に向かいました。いつもなら野宿なんです。でもその日は滝のような豪雨でビーチに寝ることが出来なかったので、近くのキブツの元チキンハウスに泊めてもらうことになりました。元と行っても数週間前までは使われていたようで、きれいに掃除されていましたが、しっかり臭いは残っていました。

◆食事は自分たちで作ります。その夜は偶然チキン料理で、もちろん美味しくいただきました。まだ他国のボランティアたちの名前もわからない頃でした…というかほとんど一緒に見えていたかも。そんな状況でもヌーリットの作った特製パンチを飲みながら、みんな夜遅くまで騒いでおりました。

　

◆朝起きて宿泊したチキンハウスの広さにビックリ。朝食のパンにチーズとサラダを食べながらコーヒーを飲んだ…これももちろん自分たちで作りました。

　


次号はリフカのMake a サンドイッチ②
⇒「マサダの砦で…ランチ！」