カピローグに
ご訪問ありがとうございます

2008年04月12日

沖縄大事典◆052マッコー屋ナビー

絵で見る和家若造的沖縄大事典…への道」◆052

◆<マ>マッコー屋ナビー(まっこーやなびー)
沖縄大事典◆052マッコー屋ナビー

 1660年頃に誕生したと思われる沖縄を代表する女流歌人“恩納ナビー”の地元での呼び名。

 “恩納ナビー”は有名になってから付けられた「恩納出身のナビー」という意味の呼び名であり、周りの人たちは屋号の“マッコー屋”を用い、“マッコー屋ナビー”と呼んでいた。“マッコー”とは米粒ほどの実がなる“はりつるまさき”という低木の方言名でナビーの家にはマッコーが生い茂っていたと推測される

 第二尚氏王統の“尚貞”の時代の1673年に恩納間切が制定される前までは“マッコー屋”があった恩納邑は金武(きん)間切であったので、ひょっとすると金武ナビーになっていたかも知れない…。でもかなわぬ恋の相手の金武松金(きんまつがに)と同じ苗字だと何かとややこしかったはずである。

 「金武間切のままだったら離ればなれにならずに結ばれていたかもしれない」…って『ツッコミぬ声も止まれ(つっこみぬくぃんとぅまり)』。


※プチ解説…
①恩納間切が制定されたので、松金は金武間切に戻らなくてはいけなくなる。
②ナビーはその時の気持ちを「恩納岳(うんなだき)あがた…」で歌っています。
③「ツッコミぬ声も止まれ」は「波の声んとまり 風ぬ声んとまり」で始まるナビーの代表歌のパロディー。…誰も気がつかない~そんなところが若造ワールド。

※写真はナビーの代表作。
 1726年尚敬王が国頭巡視の途中に、恩納間切の万座毛に立ち寄った時に読まれた。




この記事へのトラックバック
那覇市東町で飲みました…場末のお店と思ったら知的好奇心満足しまくりのお店>週刊かぴぱ259(2006年7月31日発信)より▲次は懐かしいの…大阪在住の沖縄人のHさんが沖縄に帰ってきた...
場末のお店と思ったら…【和家若造のカピローグ】at 2008年04月13日 23:53
「絵で見る和家若造的沖縄大事典…への道」インデックスです。ワードがアイウエオ順に並んでおり、「◆000」付きのものはカピローグで画像付きで紹介中。このページは随時更新されてい...
「絵で見る和家若造的沖縄大事典…への道」インデックス【和家若造のカピローグ】at 2008年04月22日 16:18
検索されました059(20101217)恩納ナビー1. 恩納ナビー2. 携帯 故障 相手の声が聞こえない3. エビの足の本数4. シーサー5. コーチング 北海道6. 再生ガラス 7. 田場 裕也 山田 美加子8. 田場裕...
「恩納ナビー」で検索されました【和家若造のカピローグ】at 2010年12月17日 14:22
この記事へのコメント
沖縄的な発音であれば、「つっこみ」ではなく「つっくぅみ」ではないかと。。。

 ・
 ・
 ・

余計なツッコミの声も止まれ・・・
Posted by 琉球ガラス村役場日誌当番琉球ガラス村役場日誌当番 at 2008年04月13日 12:22
>琉球ガラス村役場日誌当番さん
 お~~「つっくぅみ」
 「お」は「う」に変換ですね~~。
Posted by 和家若造 at 2008年04月14日 00:19
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。