住めーばー都003【自宅から2分の勉強部屋「アイゼン館」】
【住めーばー都】
若造が住んだ場所を思い出と一緒にカウントして行きます。
「住んだ場所」の定義を「そこが本拠地で1週間以上」というものにしてみました。
▲住めーばー都003【自宅から2分の勉強部屋「アイゼン館」】
高校3年生の秋、自宅を改築する。工事の期間、1週間ぐらい自分の部屋が使えない状態になった。その環境では、受験生の貴重な勉強時間が確保できない…それは困ると偉そうなことを言いながら、受験に失敗した時のいい口実ができたと内心喜んでいたら、両親が近所の部屋を借りてくれ…ちゃいました(ぺこり)。
はじめての一人暮らし(夜だけ)にウキウキではなく、ドキドキしまくりで正直勉強どころではなかった。そこは共同トイレ、まかない食堂付きの古い単身者用の「アイゼン館」という下宿宿。利用者のほとんどが出稼ぎ労働者の方々で、その何に一人ポツンと場違いな高校生だったので、物音一つに反応していた。そして慣れる前に自宅の改築工事が終わった。
近所だったのでずっと外観はみていた「アイゼン館」。読み方は「アイゼンかん」ですが、子供の頃からなぜか「アイゼンやかた」って呼んでいたのが、お化け屋敷をイメージさせたかどうかは不明です…。
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