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2011年10月06日

レッテル屋(脚本原稿)※長文注意

2010年5月21日、山田優樹さんの主催のドラマライブ2010に参加した際の若造作品「レッテル屋」を元に、第29回MANGA OPEN(講談社コミックモーニングの新人賞)の原作部門脚本に応募するために書きなおした脚本原稿です。
残念ながら落選しちゃいました~次の作品に向うためにもでこちらで発表させてもらいます。

 ◆企画案ノンアルコールでふくらます⇒一人焼き鳥終了
 ◆ドラマライブはこんな感じ⇒ドラマライブ2010の模様
 ◆参加者から感想をいただきました⇒レッテル屋の感想~ドラマライブ
 ◆封筒に入れて投函⇒MANGA OPEN(コミックモーニング)に応募~
 ◆結果発表(2011/03/17)⇒第29回MANGA OPEN、結果発表です!※講談社サイト


レッテル屋」 作:和家若造

 ●キメラン(男・社会人なりたて22才)
 ●ウルフ(男・レッテル屋の客)
 ●レッテル屋(年配の女)



――街の騒音――

<キメラン>
「どうしようなか~やっぱり行くのやめようかな。どう考えても怪しいよな~レッテル屋なんて。レッテルになりたい自分を書いて、それを貼ったら思い通りの人間になれちゃうってやっぱり怪しいでしょう。ネットの口コミってデマが多いからな~やっぱりやめようかな。

でもどうしようかな~はがす時は痛くないのかな?お金はどれくらいかかるのかな?カードは使えるのかな…って既にやること前提で悩んでいるし。もう一回、店の前まで行って決めよう。ってこれで3回目だけどね。

えーっと…看板っていうか表札がシールなんだよね。きっと「レッテル屋」ってレッテル貼ってるんだな。やっぱり怪しいな~やっぱりやめようかな。そうだツイッターでつぶやきを検索してみよう。だれもいなかったら今日はやめようっと。えーっと“#retteruya(レッテル屋)”で検索と…誰もいないよねやっぱり。

あれ、いた“レッテル屋なう、一匹オオカミで生きてやる ウルフ”って絶対あやしいな~。ちょっとのぞいてみて、やばそうならやめようっと。」

――ガチャ ギー(ドアが開く音)――

<キメラン>
「(小声で)こんにちは、あれ誰もいないね。ここが受付かな?“レッテル中、しばらくお待ちください”って書いてある。どうしようかな~やっぱりやめようかな。」

――奥の方で声「ありがとうございました。」――

<キメラン>
「あれ、だれか出てきたよ。怖そうには見えないから聞いてみよう“こんにちは”…あれれ無愛想だね。“どうでした、このレッテル屋?”」

<ウルフ>
「俺に話しかけなるな。一人にさせろ。」

<キメラン>
「一人?あっ、あなたもしかして、さっきツイッターにつぶやいていたウルフさん?めちゃくちゃ一匹オオカミじゃないですか?効果ありそうですね。ありがとうございます。」

――奥の方から声「次の方どうぞ!」――

<キメラン>
「はっはい、私です。」

――キメランが奥の部屋に入って行って――

<キメラン>
「よろしくお願いします」

<レッテル屋>
「はい、そちらにかけてください。」

<キメラン>
「はい。ここでいいんですか?…っていうかやっぱりやめてもいいですか?」

<レッテル屋>
「で?なんてレッテル貼ってほしいの?」

<キメラン>
「いきなり直球投げてきますね。僕、優柔不断なんですよ。いろんなこと、なかなか決められないので、“キメラン”っていうあだ名つけられちゃって。小学校1年生のテストの時にどの鉛筆で書くかで悩んでいたら、なにも書かずにテスト終わっちゃったんです。
決められるようになったらいいと思うんですよね。決められるように努力できたらいいんですよね。すっきり決められたらどんなにいいことかって思うんですよ。なかなか決められなくって、決め」(さえぎるようにレッテル屋)

<レッテル屋>
「で?なんてレッテル貼ってほしいの?」

<キメラン>
「はい、“いつの日か決められるような人間になりたい”ですかね」

<レッテル屋>
「きっぱり短く!」

<キメラン>
「“決めたい”…です」

<レッテル屋>
「たい?」

<キメラン>
「はい“決めたい”んです」

<レッテル屋>
「レッテルに希望書いてもしょうがないよ。あんた一生、決めたいと思ってる人になりたいの?」

<キメラン>
「 いいえ、それじゃーなんて書けばいいんですかね?」

<レッテル屋>
「(わざとらしい寝たふりのいびきで)ガー」

<キメラン>
「自分で考えます。決めたい・決める・決める時・決めれば・決めます。“決めます”でお願いします」

<レッテル屋>
「じゃー、“決めます”ね。(ささっとレッテルに書いている)
はい書いたよ。」

<キメラン>
「 すごい早いご決断で。僕はそんな風になりたいんです。」

<レッテル屋>
「“決めます”じゃなくて“やります”にしておりたよ。」

<キメラン>
「 えっ?
今決めたばかりなのに?いいんですか、変えちゃって!」

<レッテル屋>
「どうせまた悩むんだから、サービスしといたよ。」

<キメラン>
「 ・・・」

<レッテル屋>
「あんた決めただけで、行動しないタイプだよ。決めれば全て解決と思ってんだよね。」

<キメラン>
「決められたらいいんじゃないんですか?」

<レッテル屋>
「二日酔いの朝にもう酒やめたって決めて、ホントにやめたやつ知ってる?」

<キメラン>
「いいえ、知りません…」

<レッテル屋>
「だろっ。貼って。(レッテルを手渡す)」

<キメラン>
「(レッテルを受け取って)これをどこに貼るんですか?」

<レッテル屋>
「どこでもいいんだよ、わかりやすいから、おでこにする?」

<キメラン>
「おでこはちょっと…ここの壁でもいいんですか?沢山貼ってりますね。これ新しそうですね。一匹オオカミ ウルフ って書いてますけど」

<レッテル屋>
「さっきの出てったウルフね。そこに貼って行ったよ。心のレッテルだからね。どこでもいいんだよ。」

<キメラン>
「そんなもんなんですか…(貼ろうとしながら)ところでおいくらなんですか?」

<レッテル屋>
「1000万」

<キメラン>
(驚いて壁からレッテルを必要以上に離して)「1000万!?」

<レッテル屋>
「一生はがれないレッテルだからね。」

<キメラン>
「今やめても大丈夫ですか…(レッテルは壁から不自然に離したまま)」

<レッテル屋>
「“やります”って貼りたくないの?決めたくないの?それを全部やっちゃう人になりたくないの?」

<キメラン>
「もちろんなりたいですけど、でもその金額はちょっと…」

<レッテル屋>
「えっ高いの?
じゃーワンコインレッテルにする?」

<キメラン>
「ワッ、ワンコイン?」

<レッテル屋>
「そう500円だよ。」

<キメラン>
(驚いて)「500円!?」

<レッテル屋>
「まだ高い?」

<キメラン>
「いえ、高くないです。それなら払えそうです。1000万円との格差が大きくて驚いております。ワンコインレッテル屋って、めちゃくちゃリーズナブルですね。でもすぐはがれちゃうんですか?」

<レッテル屋>
「ひと月は絶対はがれないよ。まぁひと月続けば、その後はレッテルなんかなくてもなりたいようになれるんじゃない?所詮、心のレッテルなんて、最初からあってないようなもんだから。」

<キメラン>
「なんか奥が深いですね。是非お願いします。」

<レッテル屋>
「じゃーウルフの隣りに貼って」

<キメラン>
「はい。」

――レッテルを貼るキメラン 「ペタペタ」――

<キメラン>
「(大きめの声のハキハキした口調で)これ500円です。領収書はいりません。今日の晩ご飯はマーボー豆腐定食にします。僕、ジョギング始めます。年末はホノルルマラソン参加します!なんか決めるって気持ちがいいですね。」

<レッテル屋>
「それだけ?」

<キメラン>
「ちょっといいですか?気持ち悪いんでやっちゃいます。(電話して)あっ来々軒さん、今晩7時にマーボー豆腐定食予約ね。(携帯をネットに接続して)ジョギングシューズゲット。ホノルルマラソン申込完了!航空券と宿泊先の手配もOK!決めたことやるって更に気持ちがいいですね。」

<レッテル屋>
「ボチボチだね。ひと月たったら来てごらん。はい次の人~~」


―― 一か月後 レッテル屋の前 ――

<キメラン>
「いや~久しぶり~。早いな~一か月って。あんなにモノが決められなかったなんて信じられないね。キメランってあだ名も今じゃほとんど言われなくなったしね。思えば、ひと月前ここでツイッターのつぶやきを検索したんだよね。あの頃は人の意見ばっかり気になって、聞きまくって、そして決め切れなかったんだよね。そうだ、おもしろいから今日もツイッター検索やってみよう。

――携帯で操作するキメラン――

えーっと“#retteruya(レッテル屋)”で検索と…お~~またまたウルフさんだ!まだ一匹オオカミ続いていそうだ。“レッテル屋なう、UFOが来るぞ!一匹オオカミのウルフ”あれあれ?何か変わってる感じ。なんでUFOなのかな?ひと月前ならそこでまた悩んでいたけど、今日はすぐに行きます!」

――レッテル屋の中に入り待合室で待つキメラン、奥の方で声「ありがとうございました。」――

<キメラン>
「おぉ、やっぱりウルフさんだよ。相変わらず無愛想なのかな?
…こんにちはウルフさん、ご無沙汰してます。覚えてます?一か月前(さえぎるようにウルフ)」

<ウルフ>
「UFOが来るぞ!注意しろよ!」

<キメラン>
「へっ?どこにですか?いつですか?…ってその前にUFOって、あの未確認飛行物体のUFOのことですか?(また、さえぎるようにウルフ)」

<ウルフ>
「いいか、UFOが来るぞ!注意しろよ?(…と足早に出ていくウルフ)」

<キメラン>
「なんだッ?UFOって気になるぞ!それにしても一匹オオカミの雰囲気はなかったな~どうしたんだろう?」

――奥の方から声「次の方どうぞ!」――

<キメラン>
「はい。(と言って立ち上がり、中に入って行く)
ご無沙汰してます。お陰さまで順調に“即決やります人生”送らせてもらっています。」

<レッテル屋>
「それは何より。」

<キメラン>
「レッテルを貼った日から、自然に“やります”なんです。決めることで悩まないし、決めたことはすぐやっちゃうんです。」

<レッテル屋>
「それも何より。もうレッテルはがしても大丈夫だね。」

<キメラン>
「ちょっと怖い気もしますが、このままの自分で行けますから大丈夫です。」

<レッテル屋>
「そうかい、それはよかった。ただちょっと手違いがあってね。」

<キメラン>
「何ですか?」

<レッテル屋>
「レッテルが、はがれないんだよ。」

<キメラン>
「はー(自分を説得するかのように)。はがしても大丈夫だと思っていたので、はがれなくてももちろん大丈夫ですよ。」

<レッテル屋>
「じゃーそうしよう。今日手持ちはあるかね。」

<キメラン>
「手持ちってなんでしたっけ?」

<レッテル屋>
「差額だよ。これから一生レッテルを貼っておくなら1000万円と500円の差額を払ってもらわないとね」

<キメラン>
「999万9千5百円ってことですか?」

<レッテル屋>
「今日は手持ちある?」

<キメラン>
「財布に一千万を入れては、なかなか持ち歩かないでしょう。 …いやいや持ち歩いていたとしても払うのはちょっと。」

<レッテル屋>
「あのまま貼っておくと料金がかかちゃうんだよ。規則をやぶるとレッテル業界のペナルティあるんだよ。最近チェックが厳しいからね。」

<キメラン>
「そんな業界があったんですか?ってそこじゃなくて、絶対払えないですよ。これ無理やりはがしちゃだめなんですか?(自分のレッテルをはがそうとする)」

<レッテル屋>
「絶対はがれないよ。君は言うこと、やることウルフと一緒だね。」

<キメラン>
「あっ、ウルフさんのが貼ったままですね。さっきのウルフさんは払ったんですか?」

<レッテル屋>
「ウルフは書き足した。」

<キメラン>
「書き足した?
意味がわかりませんが、そうしたら払わなくていいんですか?」

<レッテル屋>
「はがせないけど文字を書き足せば、違うレッテルと言うことになってね。レッテル業界規則64条で、払わなくていいことになっている。」

<キメラン>
「全くよくわからないですが、じゃーそれでお願いします。」

<レッテル屋>
「合点承知の助(かってんしょうちのすけ)!」

<キメラン>
「合点承知の助って…なんかキャラが変わってますよ!」

<レッテル屋>
「これは、レッテル業界規則68条の2で決まっている書き足しの許可の言葉だよ。」

<キメラン>
「ますます意味がわかりませんが、払わなくて済むなら一安心です。どんな風にするんですか?」

<レッテル屋>
「簡単だよ。あのレッテルに文字を書き足すだけ。文字は消せない、はがせない。書き足すことだけできるんだ。ただ意味が通じなくてはいけないがね。」

<キメラン>
「意味が通じる…?ますますよくわからないです。
ウルフさんって書き足したんですよね。そっちを参考にさせてもらいます。(ウルフのレッテルを見ながら)“少年”っていう文字が新しいですね。一匹オオカミのレッテルに “少年”ってどういう意味ですか?。」

<レッテル屋>
「そう、2文字追加されただけだよ。」

<キメラン>
「ふ~ん、(驚いて納得して大きな声で)あっ、“一匹オオカミ少年だ!”
カッコイイ一匹オオカミが、一人のホラ吹き少年に変わったんだ。だからUFOが来るって言いまくってたんだ。」

<レッテル屋>
「(やりますのレッテルを指さして)“やり”と“ます”の間が空いてるだろう。」

<キメラン>
「はい、なんだか不自然にスペース空いてます。」

<レッテル屋>
「そこに何文字入るかな。」

<キメラン>
「ちょうど3文字ですかね。」

<レッテル屋>
「じゃーそれで。」

<キメラン>
「えっ理解できてません。“やり”と“ます”の間に3文字?ヒントをお願いします。」

<レッテル屋>
「クイズじゃないけど、特別に。最終的に決めるのは自分だよ。“なげし”とはどうだ。」

<キメラン>
「“やり”と“ます”の間に“なげし”って、やり・なげ・します。やりなげします…?なげやりとか、やりっぱなしってだらしがない性格のことですか?」

<レッテル屋>
「スポーツだよ。」

<キメラン>
「槍投げ!?いやいや、これから体育会系は無理です。」

<レッテル屋>
「“かただ”はどうだ。」

<キメラン>
「“やりかただます”って、詐欺じゃないですか。それは困ります。ちょっと時間もらっていいですか?」

<レッテル屋>
「3分だけね。」

<キメラン>
「よーし、辞書機能で検索してみよう(携帯で調べ始める)
“やりそんじます”失敗ばかりじゃん
“やりすぎあます”持て余し人生っぽいな~
“やりくりします”すっきり。でもなんだかチマチマした感じだ。あ~~決められない(叫ぶ)

<レッテル屋>
「ははは、全く決められないキメランに戻ったな。」

<キメラン>
「“がいえ”(つぶやく)
“がいえ”だ! “やりがいえます”、やり甲斐得ますっていいじゃん。これだ!決まりました。“やりがいえます”でお願いします。」

<レッテル屋>
「残念、時間切れ!」

<キメラン>
「えっ?」

<レッテル屋>
「2文字書いておいたぞ。」

<キメラン>
「はっ?(レッテルの方を見る。レッテルには「イカ」の2文字が追記されてる)
 イカ?やりイカ??やりイカどうすんですか?」

<レッテル屋>
「色々あるぞ~“あ”“に”“さ”“き”“の”」

<キメラン>
「兄先の?」

<レッテル屋>
「違う! “やりイカあます”」

<キメラン>
「残しちゃうんですか?エコじゃないな~」

<レッテル屋>
「“やりイカにます”」

<キメラン>
「煮るの?旨そうだけど…」

<レッテル屋>
「“やりイカさます”」

<キメラン>
「冷ますって一回煮てからじゃないとダメじゃん」

<レッテル屋>
「“やりイカきます”」

<キメラン>
「来ますって魚群探知機担当の船乗りなのかな?船酔いしそう」

<レッテル屋>
「“やりイカのます”」

<キメラン>
「飲ますって飲めないでしょう」

<レッテル屋>
「どうする」

<キメラン>
「う~~」

<レッテル屋>
「う~~って、いいね。産ます?“やりイカうます”か?」

<キメラン>
「いえいえ、う~~は悩んでる言葉で…。 ましなのは “煮ます”かな。じゃー“に”でお願いします。」

<レッテル屋>
(レッテルに煮と書き足す)

<キメラン>
「あっありがとうございました。(ふらふらと立ち上がりつぶやきながら去っていく)
やりイカの煮ものって旨いからまーいいか。それ仕事にするのかな?ダシはなんでとろうかな?仕入れはどうするんだ。でも毎日でしょう。毎食食べるのかな~飽きるな~~」

<レッテル屋>
「(ニタっと笑って一人ごと)
決められないキメランに戻った時に本物のレッテルははがれていたんだけどね。やりイカ煮ますって書いたのは、ニセモノ!
でも自分で決めて、自分で行動起こすんだから“やります”のレッテルは、まだはがれてないのかもね…。レッテルは深いね~なかなkレッテル屋はやめられない。」
(レッテル屋の後ろには「レッテル屋」というレッテルが貼ってる)


レッテル屋(脚本原稿)※長文注意
 ドラマ脚本⇒インデックス

 若造学歴(マナブレーキ)⇒WMCXXX ドラマ脚本講座



   レッテル屋(脚本原稿)※長文注意  漫画の原作というよりも新作落語って感じかもしれません。最初のドラマライブ2010の時にウルフさんをライブハウスのお店の方にお願いしたんです。はまり役だったのでスピンアウト作品(?)というか、あて書き脚本作っちゃいまいました~~

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Posted by 和家若造 at 23:24│Comments(0)アーカイブズ
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ドラマ脚本 インデックス【和家若造のカピローグ】at 2012年01月13日 11:46
 
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