沖縄の子どもたちは守られているかシンポ~沖縄タイムス
子どもたちが犠牲になる仕組みです~「建て替えの方が交付金が多く出るから補修せず、建て替え時期を待つ」
シンポジウムに参加してきました(傍聴してきました)
今、沖縄の子どもたちは守られているか?シンポジウム
基調講演⇒
加藤彰彦学長講演なう
第二部⇒
パネルディスカッションなう
2012年3月16日沖縄タイムス
「何に変えても対策を」
シンポジウム 建築士ら指摘
子供たちを取り巻く環境について考える「今、沖縄の子どもたちは守られているか」(主催・新沖縄子供を守る会)のパネルディスカッションが13日、沖縄県立博物館・美術館で開かれた。那覇市の小中学校校舎の老朽化問題や、久茂地公民館(旧沖縄少年会館)の保存活動について意見を交わした。
建築士の照屋寛公さんは、建物の断面欠損が進む校舎の写真を提示。「民間でここまでひどい建物はほとんど見ない。
市は交付金がどうのとか言うのではなく、何に変えても手をつけるべきだ」と指摘した。
建築士の福村俊治さんは「
建て替えの方が交付金が多く出るから補修せず、建て替え時期を待つ。物を大切にせず、お金が一番大事だという姿勢を大人がやっている。もっと大切なことがあるはずだ」と話した。
久茂地小学校を存続させる会会長の東恩納寛治さんは「
学校があるから、久茂地地域は発展してきた。地域から学校を無くしてはならない」と強調。
久茂地児童館母親クラブ会長の高良直子さんは「
児童館を小学校の近くに戻して欲しい」と話した。
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那覇老朽校舎補修へ~沖縄タイムス
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