久茂地小統廃合に反対(沖縄タイムス論壇)
2011年11月13日久茂地小学校を存続させる市民総決起集会&パレード当日の沖縄タイムスの論壇です。
久茂地小統廃合に反対
市教委 地域の提案聞かず
10月31日に「久茂地小統廃合決定」と各マスコミで報道されました。またしても子どもや地域に動揺を与えていますが、どうぞ勘違いのないように。 決定はあくまでも那覇市教育委員会内部でのことで、この後、那覇市議会で決定しない限り統廃合はありません。
今回、市教委は地域住民と子ども達の生命の安全、教育福祉委員会の提言、その全てを無視しました。結論を急いだ理由を当日の城間幹子教育長のコメントから考えたいと思います。「〜教育委員会は小規模校の良さを認めつつも、厳しい実社会へ巣立っていく子どもたちの未来を見据えたときに、
「生きる力」をより育む教育環境としての適正規模の整備は教育行政の大事な責務と強く認識しております。」
実は市教委が統廃合の錦の御旗と掲げた「適正規模」の正体はこれだけ。彼らが「生きる力」をどのように定義し適正規模の根拠としたのかはわかりませんが、
文科省の新学習指導要領では『「生きる力」を育むためには、学校だけではなく、ご家庭や地域など社会全体で子どもたちの教育に取り組むことが大切』とあります。
幸運にも久茂地は既に現在その形ができています。おそらく前島もそうでしょう。両小規模校が優れているのなら、両校を活かしつつスポーツ、勉強においてライバル校にするなどの方針もとれるはずです。
地域は反体制運動をやっているわけではありません。ただ子どもをよりよい環境に通わす当然の権利を求めて、話し合いがしたいだけです。保護者、地域住民が不満に思っているのは、上記の様な提案を何一つ聞くことなく
「なんとなく多い方がいいから統廃合をするのがベスト」として聞かなかった市教委の姿勢でした。
ここで再び、市教委がなぜ全てを無視して、前島でなく久茂地にこだわったのか。住民や子どもたちではなく、行政の理想で動いているのでしょうか。(以下削除)>「新那覇市民会館」としての跡地利用の噂が否が応でも現実味を帯びて来た様に思います。
その昔、方言札の時代には誰も考えつかなかったことでしょうが、ウチナーンチュ大会が終わった後、翁長市長が方言を奨励するという記事を読みました。地域崩壊と言われる昨今、その歴史や繫がりを壊すのはあっという間です。二度ともとに戻る事はないでしょう。
久茂地小の統廃合は12月以降の議会、議員のみなさんに委ねられました。私たちは、未来に輝く「くもじ」そして、アジアに花咲く県都「那覇」の話しをしていきたいとずっと願っています。 私たちは統廃合に反対し13日パレードを行います。どうぞご参加を!
(久茂地小校区自治会副会長・自営業、那覇市43歳 城間栄輝)
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久茂地小学校統廃合に関するインデックス
600人を超える方々と国際通りをパレードして、こr手まで以上に一体感が生まれたと思います。子どもは地域の宝だって心から思っている自分がいました。
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