やさしい小学生のお話です
チンスコウを四等分にはなかなか折れない…
やさしい小学生のお話です
どれくらいやさしいかというと、
自分のお菓子を分けてくれるくらい…
週刊かぴぱ298(2007年5月23日発信)より
▲日曜日の国際通り
2007年5月現在、那覇市の国際通りは、毎週日曜日の正午~午後6時、トランジットマイル開催中です。一般車両は通行できませんが、歩行者天国ではありません。人がいっぱいしている中をバスがゆっくりゆっくり走っていきます。
先導係員が歩行者どけながらバスの前を歩いています。
▲同じマンションの小学生
トランジットマイル中の国際通りを親子3人で散歩中に、若造たちと同じマンションに住む
顔見知りの小学生の男の子に会いました。彼は友人たちと道路にチョークで絵を描いたり、鬼ごっこをしたりと遊んでいたようです。若造の姿をみると近寄ってきたので、ちょっとだけ立ち話をしました。
▲やさしいんです
手にお菓子のチンスコウを持っていました。よく見ると2本入りのチンスコウの袋の中に1本と食べさしの半分が入っていました。
(合計1.5本)
彼はやさしくて、
1本を手で2つに折りカピ嬢とカピママに分けてくれました。
そして若造には…食べさしの半分の方を更に手で2つに折ってくれようとしたのですが、
短すぎてなかなか折れません。
▲やさしいんです2
若造にくれようと必死に手で折ろうとしているので、
「おじさんはいらないから…」と言おうとした瞬間に、彼は
手で折るのをあきらめて、
歯でがりっとかじって自分の分を確保し、残りの歯形がつきたての短めのチンスコウを若造にくれたのでした。
彼のやさしさに応えるため、喜んでそれを食べる若造でした…。
こんな大きさなら簡単だったのに…
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