沖縄大事典◆046ムーチー
「絵で見る和家若造的沖縄大事典…への道」◆046
◆<ム>ムーチー(むーちー)
サンニン(月桃)の葉に包んだほんのり甘い餅菓子の“鬼餅(ムーチー)”を食べて邪気払いと子供の健康の祈願をする旧暦12月8日の行事。
鬼となった兄を妹が鉄入りの餅でおどかして崖から落として退治ししたという伝説から始まるようだが、調べていくとこの伝説、兄は戻らないし、近親相姦まがいの話もあるという内容はかなりヘビー。
この時期の寒さのことを「ムーチービーサ」と言うが、知らない人にはほとんど業界用語の“逆さ言葉”に聞こえます。
※写真は2008年1月15日に沖縄食堂島菜でお客さんに配布された手作り一口むーちー
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