沖縄大事典◆033ポークの名産地
「絵で見る和家若造的沖縄大事典…への道」◆033
◆<ホ>ポークの名産地(ぽーくのめいさんち)
沖縄で「ポーク」といえばポークランチョンミートの缶詰。戦後米軍の配給物資として持ち込んだものが広く沖縄に定着し、現在でも豚肉の代わりにチャンプルーやみそ汁使われたり、スライスして焼いたものを卵料理と一緒に盛り付けるポーク卵など沖縄の食卓にはなじみが深い。
ポークといえば沖縄というイメージが定着しつつあるが、2005年11月の那覇市内のスーパーRでのラベルチェック調査によるとポークの缶詰は100%輸入品である。その輸出元メーカーはデンマーク4社(TULIP・Midland・DAK・CELEBRITY)、アメリカ2社(SPAM・Hormel)、オランダ1社(PLUMROSE)・中国1社(Maling)であった。
わしたショップなど県産豚肉でつくった沖縄産ポークの上等缶詰も発売されているが、あくまでもお土産用のようで、一般への認知度は低い。もちろん
振り付けのあるなしにかかわらず、
「♪友達ができたポークの名産地」とはまだ誰も歌っていない。
※写真は沖縄市の沖縄こどもの国のレストランのポーク卵のメニュー写真
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