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2007年12月29日

札幌帰省…でも飛行機が③

2007年11月某日、ほとんど内緒でしたが、家族3人で札幌に帰省してきました。
なかなか出発できないよ~~の話第3段。

ちなみに週刊かぴぱでは5週に渡り掲載された超大作…長いよ。
2007年年末カウントダウン5日連続投稿…この忙しい時期に読まない?(泣)



24シリーズで時刻表示の際のBGMを口ずさみながら読むとドキドキ感アップ!

飛行機には乗れるみたいですよね…「には」?


週刊かぴぱ321(2007年12月7日発信)より

▲探される(17:10)
 トイレに行ったカピ嬢とカピママの代わりに荷物を見張る若造。しかし視線は、20~30メートル先の乗継カウンターにある。先ほど若造とやり取りをして食事券の利用店舗の確認をしてくれていた担当者が、カウンターの中でキョロキョロし始めました。若造を探していますが、大きく手を振っても全く視界に入らない。今度はカウンターから出て探し始めている。若造も荷物を放置し中央通路まで出て手を振るとようやく気がつく。荷物があるのでこっちの方まで来てもらう。

▲報告その1(17:20)
 申し訳ありません…で始まる担当者の説明では、「空港内の全てのレストラン及び売店で使えると言いましたが、一部店舗では使用できませんでした。お客様の買い物された2店は使えないお店でした。」予想通りというか、こっちは直接店まで行って、「使えない」と言われているんだから…担当者の知識が増えてよかったね~という気持ちで、本当に使える売店だけを指さしてもらい深追いは避けた。だってこのあと解決しなくてはならない大きな話があるんだから…。

▲報告その2(17:25)
 欠航が決まった…でもまだアナウンスはしていない。「食事券の質問をしていたので他の乗客よりも早く入手できた」というありがたさをこの時は、まだ感じていなかった。台風や吹雪などの自然事由だと保障は免責されるが、エンジントラブルという思いっきり会社事由である。先ほど仮定の話で聞いてあった過去の保障方法では、食事付きの指定のホテルにキャッシュレスで宿泊し、タクシー代は領収書を持ってきて清算という感じだったらしい。

▲新郎新婦…じゃないし(17:26)
 「自宅の近くのJALシティホテルに泊まってみるものいいかな」…という深い考えのない軽いイメージ。札幌の実家で家族は待っているが、結婚式に出席的な絶対今日中に到着しなくてはならないということではない(…でも出席じゃなくて、新郎新婦とか本人だったら本当に困りますよね)。しかし担当者から今回の保障の方法を聞いて、一転、深くそして急いで考えての選択を迫られることになった。

▲家に帰れば3万ゲット!(17:27)
 「宿泊費等をご負担いたします」…その内容は、「一人15,000円を現金で支給。領収書は不要だが、ホテルの予約等は個人で行う。」ということでした。つまり、自宅が那覇にある若造ファミリーは、ホテルの予約をする必要がなく、家に帰って、また明日出てくれば大人2名で30,000円を頂けるということなんです。それだけなら、ほとんど考えないのですが、もう一つの選択肢があるのです。

▲経由便の選択肢(17:30)
 沖縄-札幌直行便は一日一往復しか飛んでいません。翌日の同便はクラスJで押さえてあります。会社事由の欠航なので、その他の経由便にも変更が可能とのこと。この後出発可能な便は東京行き。しかしその日の札幌行きの最終には間に合わないので、東京での宿泊になるが、羽田近辺のホテルは満室らしい…。

▲緊急家族会議2(17:35)
 「できたら明日の夕方くらいまでに札幌に着きたい」「札幌直行便は15:55那覇発、18:55札幌着」「こんだけ待って帰るのもなんだかな~」この段階で経由便への変更が決定。「那覇-東京-札幌の2区間を1日で乗るより2日に分ける方が体力的に楽そう」「パソコン持参してるので、ネットでホテル探せそう」「10年前は空港からタクシーで1,500円くらいの大田区馬込に住んでいたのでホテル探せそう」というわけで、その日の東京行きに乗ることが決定!

▲カウンターに並ぶ(17:50)
 まだ空港内でのアナウンスは行われていない。ただ何らかの事情で乗継カウンターに来た人たちだけが、先に情報を聞けて手続きを始めている。若造の前に並んでいた男性は、残りわずかになっていた翌日の同じ便に変更ができたようだ。隣のカウンターでは4名のご婦人たちが大激怒中。帰らなくてはならない理由があれば、当たり前です。「ホテルの予約はお客様で」というのに更にカチンと来たらしく、ロワジールホテルに電話をさせています…でも満室。

▲発券業務(17:55)
 時刻表をチェックしながら並んでいるので、変更も早いです。3万円をもらった後、最短で出発の19:05発(21:15東京着)の東京行きを予約をする。クラスJは空いていなかったが、仕方がないと判断、翌日は12:30発(14:05札幌着)のクラスJを予約する。その時、欠航決定のアナウンスが流れ、ロビー内がざわざわとなる。気がつくと若造の後ろには長蛇の列ができていた。残念ながら羽田空港近辺のホテルリストをもらうことはできなかった。

▲決まったのはいつなのか?(18:00)
 最後に人数分のお金をいつ封筒に入れたのかを聞いてみる。「常備している」という答えなら、危機管理のレベルは高いが、キャッシュフロー的には問題ありそうだ。そして担当者は「さっき後ろで入れました」と答えてくれましたが、欠航が決まっても準備の時間のために発表できないのか?なんて推測もできました。でも欠航を15:55の段階で決めていたら、東京経由でその日で札幌に到着できたんです。もし式場に向かう新郎新婦がいたのなら、乗せてあげたかった…。

▲こんな時のために準備してきたのか?(18:05)
 カピママが食事券でお弁当を買いに行っている間に、パソコンにレンタルしていたデータ通信PHPを設置し、ホテルを探す。メール送信用に準備したAir-Edgeなので時間はかかったがそれでも羽田空港近辺、大鳥居近辺、蒲田あたりのホテルを10件ほど探して、電話するが全て満室でした。



札幌帰省…でも飛行機が③
 レンタルしたAir-Edge…どれくらい「遅いか…」という話はまた別の機会に



▲東京行き924便(18:55)
 時間が来たので19:05発の羽田行きの搭乗手続きを始める。羽田に行けばなんとかなるだろう…とその時は思っていた。そして搭乗口の横の乗継カウンターには、札幌行き欠航便の手続きをするお客さんの長い列がまだあった。この時、事前に情報を入手できたことのありがたさをしみじみ感じる。食事券の間違った情報をくれたカウンターの女性スタッフお陰である。


札幌帰省…でも飛行機が③
 18:55の乗り継ぎカウンターの列

次号は「羽田に着いたよ~宿泊先は見つかるのか?」



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Posted by 和家若造 at 00:11│Comments(4)週刊かぴぱより
この記事へのコメント
初めて続きが気になる話・・・(笑)
Posted by ゆか at 2007年12月29日 01:34
>ゆかさん
 明日も見てちょ(笑)。
Posted by 和家若造 at 2007年12月29日 20:29
早く続きを!!
Posted by ぢゃい at 2007年12月29日 22:51
>ぢゃいさん
 年末の忙しい時、こんな続き物ごめんなさい。

 本島は急に寒くなりました。
 そちらはいかが?よいお年を!
Posted by 和家若造 at 2007年12月30日 22:27
 
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