リフカのMake a サンドイッチ②
偏集旅記(若造の旅はかなり偏ってます…)
今から20年以上前の“若造の放浪歴”
●忘れられない言葉編
「リフカのMake a サンドイッチ」
◇背景
1985年3月、イスラエルのキブツでボランティアをしていたころのお話です。
まずは
⇒
リフカのMake a サンドイッチ①
◆初めてのキブツヤクムのボランティア旅行、大雨でチキンハウスに寝た次の日は
マサダの砦に登りました。
※マサダの砦へ登りながらスイス人のルカに話しかけた時
⇒
「今日は暑いね」って英語で言ったら
◆紀元1世紀にユダヤ人が立てこもりローマ軍に徹底抗戦したというマサダの砦。400メートルほどの山頂まではロープウエイもありますが、キブツの旅行は歩くのが目的ですから…昨日の大雨とうって変わって快晴で3月だというのにめちゃくちゃ暑かった。頂上について遺跡を見学していると
お昼ご飯の時間となり…事件は起こった。
◆そろそろお腹が減ってきて、今日のランチはどうするのかなと思っているとキブツ住民の
ボランティアリーダーのリフカが、カバンから
サンドイッチを出して食べ始めた。
◆最初に見つけた日本人のベンが、
「ZURUI(ズルイ)!」と叫んだ。リフカは真面目な顔で、
「I told you. Make a サンドイッチ!」と冷たく言われた…。
◆周りを見るとみんな朝食の際に自分で作ったサンドイッチを食べている。聞き逃したのか、聞いていたけど理解できなかったのか、そこに参加した10人程の日本人たちのお腹が
「オニギリ」って鳴った。
リフカです…ホントは優しいんです(ぺこり)。
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