自称選挙掲示物ウォッチャーその1を先に読んでいただくとより一層楽しめます。
平成18年11月19日に投票が行われた沖縄県知事選挙。
仲井真弘多候補(無所属、自民・公明推薦)が347,303票を獲得して当選。
糸数慶子候補(無所属社民・社大・共産・民主・自由連合・新党日本・国民新党推薦、そうぞう支持)が、309,985票。
屋良朝助候補(諸派、琉球独立党党首)が6,220票を獲得した
◆さて自称選挙掲示物ウォッチャーの若造は、選挙中の掲示物で楽しませていただきました。
尚、以下の内容は政治的意図は全くなく自称選挙掲示物ウォッチャーの趣味の世界のものです。
※その掲示物の効果の評価などもちろんいたしません。
※だれが貼ったのかはもちろんわかりませんので、
「反対陣営が貼った」と言い切るのは問題がありそうなので、
「支援者じゃない人が貼った」という表現にしますね…弱気なウォッチャー。
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▲方や基地大賛成なのか?
以前のアンチメッセージには、ウソかホントか対立候補の悪い噂などが主流でしたが、今回は対立候補の公約への批判が多かったように思われます。ちょっとひねったコピーがウォッチャーを車から降ろしデジカメ撮影させるのでした(笑)。
※最初に目に付いたのはこのポスター。
「このポーズはなんだ?」「たかし・けいこって漫才師?」「しかもギリギリKの会って何?」そんな会話が、多くの車内で繰り広げられてと予想されます。
※支援者じゃない人によると「ギリギリ」ってこういう意味になるようです。
ギリギリKの会のHPによりますと、
1、生活が苦しいけどギリギリでがんばっている県民の状況
2、基地を押し付けられている沖縄県と県民がおかれたギリギリの状況
3、野党統一候補がなかなか決まらず、ギリギリでけいこに決定!
4、人手も金もなく、それでもギリギリで動いている私たちの「ギリギリKの会」
とのこと。…あのポスターではなかなかそこまで読み取れないな~。
そしてあのポーズの意味は…
わかりませんでした
ギリギリまで調べたんですが…
そして…
※女性知事に1票を的な掲示物が多かったです
※野党の統一候補にも名前があがった下地ミキオ衆議院議員も女性知事
大きさで、他の掲示物を隠す作戦なのでしょうか…このポスターの「女性知事」の「女」というところに「男」ってシールが貼ってあったとasahi.comには載っていました…
見たかった。
※「新基地建設に反対」のメッセージを全面に打ち出す
※それを逆手にとってメッセージを送る
支援者じゃない人
掲示物を見ていると段々と両候補者の主張が見えてきます。
自分たちのものだけでなく、反対陣営のアンチメッセージも対立候補の主張を説明するのに一役買っているのではとウォッチャーは思います。
※雇用・経済・産業のエキスパートが候補者にいたようです
※雇用確保のできる候補者がいたようです
※ちなみに「二転三転」というのは、
「360度話が違う…戻っとるやないけ~」という意味ではありません。
※どっちを応援するものかわかりません。
ウォッチャー的にはこういうの嬉しくてたまらないんですが…ネットで検索したら某候補者のスローガンということがわかりました。
▲そして究極の掲示物を文末に!
▲…その前に第三の候補をウォッチング
※若造の車にもヤラ候補の名刺が差されていました。
▲…さらにブレイク
屋良候補が党首を務める琉球独立党ってどんなイメージ持ちますか?
若造は
正直ちょっと怪しいと思っちゃったのですが、屋良長助候補の政見放送を聞いてちょっいと驚きました。
屋良長助候補は、屋良朝苗(ちょうびょう)氏の一門でした。
屋良朝苗氏は、復帰前の第5代琉球政府行政主席(1968年~72年)、復帰後の初代沖縄県知事を2期(1972年~76年)務めたという方。
しかも知事に当選した仲井真弘多候補の生い立ちを紹介する漫画「仲井真弘多物語・語やびら万人」によると候補の母、八重子さんが尊敬する先生は屋良朝苗氏と描かれていたのを発見した時も更にちょっいと驚いた。
お待たせしました
自称選挙掲示物ウォッチャーを大いに喜ばせた究極の掲示物!
正直、これ選挙がらみじゃないのかも?と思った。
同じ名前の家具屋さんの広告か?
でも貼り出し方が選挙用のようです。
※わかる人にはわかるのかも…
これだからウォッチャーはやめられない…。